プロボックスアドベンチャー内装カスタム
2021-12-15
プロボックスアドベンチャーの内装カスタムも着々と進んでおります。
カスタム内容はこちらです。
1.ステアリング交換
2.シートカバー取付
3.ドアスピーカー取付
4.アームレスト製作
5.タイヤ交換
6.サスペンションメンバー調整
ステアリング交換
ステアリングはナルディーにしました。
当初は160系同様にエアバックを生かそうと思ってたのでウッドコンビハンドルを探していたのですが、
50系はどうやら無いようでした。(僕の探し方が悪いのか)
そんなわけで迷わずナルディークラシックをチョイス。
エアバックがなくなったのは残念ですが、とってもいいです。
クラシカルな雰囲気がでました。
シートカバー取付
シートカバーは毎回お馴染みのアルティナレトロスタイルです。
キャメルが欠品でブラウンだと即納とのことでしたので待つことが嫌いなので、今回はブラウンにしてみました。
ん-悪くないですね。
やっぱり個人的にはキャメルが好きですけど。
シートカバーとステアリング交換をするだけで乗った時の印象はぐっと変わります。
外装をそこそこカスタムしているだけに内装が純正のままでは気分が上がりません。
小物入れのところには可愛いラグをひきました。
ドアスピーカー取付
内外装レトロな雰囲気で見た目は良くなったのですが、音質があまりにも寂しすぎます。
バンだし2スピーカーなので仕方ないですけど。
そんなわけで、ドアスピーカーも取り付けてみました。
パネルを切ってトリムも切っての取付でしたが綺麗に収まりました。
低音も聞こえるようになって十分な音質です。
普通レベルになりました。(笑)
アームレスト製作
続いてアームレストを作ってみました。
最近の乗用車はアームレストが当たり前に付いていて左ひじを乗せて運転をするのが当たり前になっているので
アームレストがないと逆に違和感を感じてしまいます。
これもネットで探したのですが、160系ほど品数が少なかったです。
良さげなものはかなり高額でした。
そんなわけでとりあえず使用で木材で製作です。
エブリィやハイエースの車中泊車で使った木材が山ほど残っていたので、それを使って作りました。
あまり美しい仕上がりではないですが使用するには問題ないです。
運転も楽になりました。
まだ未完成ですので今後はベースの構造などに詰めて美しい仕上がりにしたいです。
タイヤ交換
続いて冬タイヤに交換しました。
冬用には15インチの鉄ホイールブラック使用
タイヤは夏タイヤ同様195/65R15 ブリザックVRX-2
ブロックタイヤに比べて迫力は無いですが、鉄ホイールにしたことで更にレトロ感が増した気がします。
スタッドレスなので走行ノイズも少なく静かです。
最後にハンドルがとられる症状について
こちらの車両は某オークションで事故歴なしで仕入れた車両になります。
ですが走行すると左にハンドルがとられるのがずっと気になっておりました。
リフトアップしてるにしてもちょっと違う感じです。
ハンドルがとられるのには理由はシンプルです。
ブレーキを踏んだ時にとられるのはフロントの左右どちらかが下がっていることが考えられます。
例えば足回りが曲がっているなど。
逆に加速時にとられる場合はリアの足回りが曲がっている。
よく4輪アライメント測定をするとか言いますが測定しても治らないし、
国産車の場合トー調整くらいしかできないので
数値の出ないところは交換を進められます。
たいていの車屋さんに見てもらってもこんな感じでしょう。
先程も書いた通りハンドルがとられる理由はシンプルです。
フロントの左右どちらかが下がっているかリアの足回りが曲がっている。
板金修理を長年やって数々のトラブルシューティングをしてきたからわかることがあるのです。
意外と知らない板金屋さんが多いです。
それはサスペンションメンバー(エンジンメンバー)のズレです。
国産車は精密に作られているようでそうでもないです。
サスペンションメンバーの取付穴には遊びがあります。
以前新車のプリウスなのにハンドルがとられるという依頼を受けたことがありました。
確かに微妙なのでどこに行ってもこんなものだと言われたみたいです。
当然車体の寸法は狂っているはずありません。
足回りも泥もほとんど付いていないほど綺麗な新車です。
ですが車体の基準値からロアアームのボールジョイントの中心を計ってみると5mm程度左右差がありました。
なのでサスペンションメンバーのボルト4カ所を緩めた状態でもう一度測定しながら左右差がなくなるようにサスペンションメンバーを調整して締めなおしました。
するとハンドルがとられる症状が改善されました。
確かにそれぞれの車のアライメントの基準値というものがありますので著しくずれているものは交換が必要になります。
ですが微妙にずれているときは要注意です。
その微妙なズレが足回りのどこなのか。トーは調整できるので大丈夫ですが、
キャスターが狂っている場合はロアアームが曲がっているかサスペンションメンバーのズレの可能性が考えられます。
今回もこの症状だったのでサスペンションメンバーの調整でバッチリ解消されました。
このような症状の方はちゃんとフレーム修正の出来る板金屋さんで下廻りの測定をやってもらうといいですよ。
確かな技術を持った板金屋さんならわかるはずです。